研究に必要な化学情報 2
一冊の辞書、便覧、ハンドブックなどのデータブックに収容される情報量には限りがあります。
それに対して化合物の数は膨大で、実験者の要求を満たすことがだんだんできなくなってきています。
データブックで求める情報が得られないとき、研究者はより完備されたハンドブック類を用いる傾向があります。
有機化合物の構造、合成法、物性データ、化学的性質、生理学的性質、同定、分析、付加化合物など有機化合物の総合的知見を得るには、専門の雑誌が役立ちます。
無機化学の専門雑誌では、単体、合金、無機化合物、錯体、有機金属化合物が元素や元素群につけられたシステム番号で分類され、存在、構造、性質、合成法、分析法などの解説やデータが収録記載されている雑誌などがあります。
無機化合物の構造データや液体系の密度など特定の物理・化学数値を広範囲に収録したデータ集に適したものもあります。
これらは、現在まで第6版が発行されています。